
1:2020/08/09(日) 17:00:00.15ID:0F8vnpT09 「天使の分け前」をご存じだろうか?
ウイスキーやブランデー、ラム酒などの一部の蒸留酒は、蒸留後、木製の樽の中で熟成される。
熟成期間は数年から数十年とかなり長いのだが、この過程で樽の中の原酒は徐々に蒸発してしまう。つまり、熟成を終えたころには樽の中の酒の量は減ってしまっているのだ。
この減ってしまった分を、「天使の分け前」と呼ぶらしい。
2020年8月2日、次のような写真がツイッターに投稿され、話題となっている。
写真は、「ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所」(北海道余市町)で撮影されたもの。
展示用に底面が透明になっていて、中身を見られるようになった樽が置かれている。
映っているのは、写真左から蒸留したばかりの原酒、5年貯蔵した原酒、15年貯蔵した原酒の3種類。熟成を経ることで、原酒にどんな変化が起こるのかを知ることができる展示のようだ。
色は透明から琥珀色に変化し、量はほぼ満タン状態から、半分までに減っている。
これを見た投稿者とよたせりか(@tunagiradio)さんは、「天使の分け前は割とエグい量持っていく…」とつぶやいた。このツイートには、7万7000件を超える「いいね」が付けられ、拡散中だ(8月5日夕現在)。
投稿には、さまざまな声が寄せられている。
「15年で半分くらい無くなるということは… 30年経つと……?」
「15年で50%近く持っていくなんて、分け前通り越して、もはや暴利ですわ」
「0年目の天使『少しだけ持っていきますね』、 5年目の天使『もうちょっとだけ。。。もうちょっとだけ……』 15年目の天使『うぃーっす。半分寄越せや』、……」
しかし天使の仕業だけに、文句のつけようもない。
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